市場の変化にともない、事業のグローバル展開はもはや当たり前のこととなった。海外への進出には大きな課題が伴う。プロジェクトの前線に立ち、台湾を皮切りに取引拡大を目指す平岡。日本国内とは異なる人、物、場所では日本での常識が通用しないことも多い。海外出張の経験から見た、今後の事業の在り方、取り組み方とは?
違った切り口で、新しい取り組みを考えて売上拡大に貢献できるよう努力しています。
―― 現在はどのような業務を担当していますか?
平岡:私は営業企画課という部署に所属しており、営業推進・販売促進活動を行っています。
新たに進出ができそうな業界を考えたり、販売先を探したり、また取り扱い商材を増やすための新規仕入先の開拓等が主な仕事です。
最近特に力を入れているのは、台湾での仕入先開拓および日本国内での販売です。
3年前にたまたま出張で台湾に行く機会があったのですが、それ以来、大体2ヶ月に1度くらいのペースで台湾出張に行かせて頂いてます。
日本国内だと高価なものが安価で調達できたり、今までに扱ったことのない新しい商品の発見があったりするところに魅力を感じています。販売促進という面においては、新たな取り組みとして初めて、東京ビッグサイトにて開催される機械部品専門展への出展を企画しました。
創立から55年以上続くしっかりとした営業・販売の柱があるので、その分私はまた違った切り口で、新しい取り組みを考えて売上拡大に貢献できるよう努力しています。
―― 明光産業について教えてください。
平岡:かなりベタですが、風通しの良い職場でしょうか。笑
しかし本当に、部署や先輩・後輩に関わらず良い雰囲気だと感じています。上司も気さくで相談しやすいですし、会議等でも自分の意見を発言しやすい環境だと思います。
そういった中で、やりたいことに熱意があれば、その気持ちを尊重してもらえます。
私の台湾出張や展示会出展も初の試みでしたが、目的や取り組むメリットを説明して「まずはやってみろ」と任せて頂くことができました。
最初は出来ることが限られていますが、様々な経験をしていく中で目標や成し遂げたいことが見つかれば、しっかりと応援してもらえる会社だと思います。
―― 今後のビジョンを教えてください。
平岡:まずは新しく取り引きが始まった台湾メーカーとの仕事に専念し、十分な売り上げと安定的な購入量が見込めるように注力していきたいと思っています。
現状どうしても言葉や文化、そして時間の壁もありますから、製品が手元に届くまでの間は些細な事もこまめに連絡を取りながら進めている状況です。
今はそれが仕事なので構わないのですが、将来的には社員の誰もが普通に発注をして、同じように調達ができる環境を整えていきたいです。
あと、個人的には海外の仕入先だけでなく、販売先の開拓にも挑戦していきたいです。
現在、営業企画課は最小人数のチームですが、その頃には国内業務・海外業務共に人手が必要だと思いますので、一緒に頑張ってくれる方、お待ちしています!